コンセプト

コンセプト

人類が地球上で生き延びるために必要な絶対条件の一つとして革新・イノベーションがある。イノベーションが絶対的条件であるのは、受動的人類として恐竜と同じく、未来消滅させられるか、主体的・主導的にイノベーションで生き延びるかの結果だけが残されているからである。受動的人類は何もしなくても生き延びるが、主体的・主導的に生きるためには人間それぞれ個人が自ら学び、自ら思考し、自ら進化を成し遂げる以外にはイノベーションは創成されない。

しかし、世界的にみても国家的にみても、受け身としての勉強・学習が行われている。AIの登場によって人類としての頭脳が機械的に反復させられる頭脳として形成される教育に転換することになった。言い換えれば、人類の頭脳がAIに教育され、コントロールされ、AIの世界・次元・限界の人類にさせられることになりかねない。それは森の中で機械的に100万年生きてきたサルと全く同じ状況に陥ることを意味するのである。

AIを超える人類のイノベーション教育の時代がやってきた。イノベーション頭脳人類の世界・時代に突入することになった。イノベーションの国家が国民が企業が人間が生き延びることができるということでもある。そこで太陽・イノベーションは日本初頭脳創成教育に挑戦することを世界に向け、宣言する。

イノベーション頭脳教育というのは今現在存在しない。なぜなら、昨年度まで、AI登場までは必要がなかったからである。例えば、幼稚園から大学までの教育はすでに決まっており、既存の知識・智慧の理解・記憶・応用を根幹に反復かつ機械的に再現することが評価基準であり、思考を積み重ね通した発見・発明を根幹とするイノベーションは専門家・研究者という次元の人々だけに限られていた。

そのため、AIの登場によって大学までの教育基準が世界化・統一化され、大学までの教育がAIによって淘汰されることになった。大学に行かなくても大学の知識を学ぶことができ、大学生と勝負できるようになった。

四年という歳月に金銭的支払いをしたとしてもAIから学ぶ知識と何ら変わりがない人材に育成することができるようになった。その意味において、私と他人の違いは知識の理解・記憶・応用・使用においてAIを通せば違いは無くなる。人間に残された違いは頭脳そして頭脳の次元という角度・立場・根源・根拠以外に無くなった。イノベーション能力は後天的に教育によって形成される革新を根幹とする能力であり、主体的・意図的に実行する過程の思考力の基礎創成からはじまる教育によって形成される人間だけの能力であり、受け身の教育では形成されないAIを超える能力である。

サルは森の中で受け身として生きる能力を身につけることができるが、イノベーション能力は100万年経っても形成されない。生まれてからただ受け身だけで生きることができたとしてもイノベーション能力は形成されないことはこれで証明できる。

なぜなら、人間の頭脳は生まれてから後天的に受け身から主体的・主導的・意図的に学習することによって、思考力・分析力の積み重ねの結果としてイノベーション能力が形成され、無限大の可能性の世界を切り開くことができるのである。

しかし、人類の教育はAI登場の今に至るまで、イノベーション能力が人類において最重要能力であることは確認・確定されたものの、教育として重要視されて来なかったことは上記のように受け身だけの固定化された教科書・試験・評価・採用のシステムによって一貫化教育が行われてきただけでなく、それによる教育のみで学生が一生生きていくことができる世界・社会・時代であったからである。

私たちのイノベーション能力形成教育は思考力形成教育から本質・根源・原因・基準などを見通せる分析力までの実践教育を行うことでイノベーション能力を形成させ、革新的な無限大の世界を切り開くことにする。

法学博士 金 哲